ステップ4 : 音符と休符、小節線

音符と休符

さて、音楽理論を学ぶところまでなかなか辿りつけずにめげかけてきた頃でしょうか?

まだまだ基本中の基本は続きます。が、ここを乗り越えると、少しだけ実践的な基本になりますのでがんばりましょう!


音符にはいくつも種類があります。

その音符の意味する長さの違いから、音を出す長さや音を消す長さが表されます。

 

全音符と全休符

2分音符と2分休符

4分音符と4分休符

8分音符と8分休符

16分音符と16分休符

32分音符と32分休符

 

やはり覚えるには書き慣れる事が大事なので、それぞれ5個程度書いてみましょう


付点

付点とは、音符の後に点を1つ付けることによって、実際の音符の長さよりも、その半分長く演奏させる効果があるものです。休符にも同様に用いられます。

つまり、上の画像の様に4分音符に付点が付いていた場合は、(4分音符+8分音符)の長さの演奏をすることになります。

2分音符に付点が付いていた場合は、(2分音符+4分音符)の長さですね。これで4分音符3つ分音を出し続けることが音符と付点によって表現できるわけです。
(参考画像下:付点2分音符)


複付点

複付点とは、付点の後にさらに付点を書くことで、付点のさらに半分の長さを演奏させる効果があるものです。休符にも同様に用いられます。

 

複付点2分音符=(2分音符+4分音符+8分音符)

 

複付点4分音符=(4分音符+8分音符+16分音符)

 

複付点8分音符=(8分音符+16分音符+32分音符)

 


拍子記号

拍子記号とは、その曲が何拍子であるかを知らせる記号のことで、どの音符を一拍として捉えるかも表す記号のことです。楽譜の最初の音部記号(ト音記号など)の右隣に記入します。楽器をまとめたスコアの場合、全ての楽器の譜表の最初に記入します。

拍子記号は多く存在しますが(作り出す事が可能)、頻出するのは主に次の3種です。

 

4分の4拍子

1小節に4分音符が4つ分入ることを示し、画像の様に2種類の方法で書かれます。ポピュラーやロックでは特に、『』の様な形の方でかかれる事がほとんどです。

 

4分の3拍子

1小節に4分音符が3つ分入ることを示します。

 

8分の6拍子

1小節に8分音符が6つ分入ることを示します。


小節線

小節線は譜面を見やすくし、拍子をはっきりとさせるために記入されます。
3種類だけなので簡単に覚えられるでしょう。

 

小節線

小節線は主に、五線譜が途切れるまでに4つ~8つ、曲の節に合わせ、譜面が見やすくなるように記入します。普通の縦線を1つ引くことで表します。

 

複縦線

複縦線は曲の区切りに用いられます。普通の縦線を2つ引くことで表します。
練習番号が切り替わるとき(AメロからBメロ等)や、転調する時。
人によっては8小節ごとに記入する人もいます。いずれも譜面を見やすくする為につかいます。

 

終止線

終止線は曲の終わりにのみ用いられます。
太いくっきりとした線と、普通の縦線で曲の終わりを表します。

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