ステップ6 : 調子記号まとめ

Major Keyの調子記号のまとめ

学習カテゴリ-初歩の初歩:ステップ5』で調子記号(以下、調号)を書くことによって、
調子記号(調号)(Key Signature:キーシグネイチャー)』は
その曲がどの調(Key)で作られた曲なのかを示すことを学びました。

ここに全てのMajor Keyの調子記号をまとめておきます。
みなさんも一緒に書いてみてください。

さて、全て書いたら次は実際にスケールも書いて確かめながら覚えていきましょう。

G Major Scale
調号無し

調号有り

D Major Scale
調号無し

調号有り

A Major Scale
調号無し

調号有り

E Major Scale
調号無し

調号有り

B Major Scale
調号無し

調号有り

F# Major Scale
調号無し

調号有り

F Major Scale
調号無し

調号有り

B♭ Major Scale
調号無し

調号有り

E♭ Major Scale
調号無し

調号有り

A♭ Major Scale
調号無し

調号有り

D♭ Major Scale
調号無し

調号有り

G♭ Major Scale
調号無し

調号有り

以上を完璧に書けるようになってください。

そしてこれらの調子記号を見ただけでKeyが何であるか瞬時に判断できるようになりましょう。


~ちょっとずるい?覚え方~

Major keyの調子記号のちょっとずるい覚え方があるので紹介しておきます。

”本当に理解しているかどうか”を無視した覚え方なのでこの覚え方に頼り切るのは辞めたほうが良い。ということを最初に言っておきます。

また、ずるいと言っても”覚えやすい”や”効率の良い”覚え方でもありません。
ただ、なんと言うか…ずるいんです。。。

#系の調子記号
(#)系の調子記号をそれぞれ順番に見ていくと(#)が規則的に増えていっているのが分かると思います。
最初の G Major の時に(F)に(#)がつき、その後 D Major ~ F# Major に進んでいくにつれて調子記号の(#)の付き方が4度下がり5度上がりを繰り返しながら増えています。この法則を覚え、調号を書く場所を丸暗記します。

次に、キーの順番を丸暗記します。(G)(D)(A)(E)(B)(F#)です。
(ソレラミシファ)と変化記号抜きで丸暗記しても良いでしょう。とにかく覚えるのです。

すると調号(#1個)~(#6個)の順番に
『ソ(#1個)レ(#2個)ラ(#3個)ミ(#4個)シ(#5個)ファ#(#6個)』とあてがい、覚えることができます。

♭系の調子記号
(♭)系の調子記号もそれぞれ順番に見ていくと(♭)が規則的に増えていっているのが分かると思います。
最初の F Major の時に(B)に(♭)がつき、その後 B♭ Major ~ G♭ Major に進んでいくにつれて調子記号の(♭)の付き方が4度上がり5度下がりを繰り返しながら増えています。この法則を覚え、調号を書く場所を丸暗記します。

次に、キーの順番を丸暗記します。(F)(B♭)(E♭)(A♭)(D♭)(G♭)です。
(ファシミラレソ)と変化記号抜きで丸暗記しても良いでしょう。とにかく覚えるのです。

すると調号(♭1個)~(♭6個)の順番に
『ファ(♭1個) シ♭(♭2個) ミ♭(♭3個) ラ♭(♭4個) レ♭(♭5個) ソ♭(♭6個)』とあてがい、覚えることができます。

以上のように
#系(ソレラミシファ) ♭系(ファシミラレソ) 呪文の様に唱えまくって丸暗記しましょう。
但しこの覚え方をする場合、#系は(ファ#) ♭系は(シ♭ ミ♭ ラ♭ レ♭ ソ♭)であったりと、実際は変化記号のついたキーであることを忘れてはいけません。
呪文のように唱え丸暗記しやすくするために変化記号を省いて覚えるだけです。

#系(ソレラミシファ)を覚えれば、♭系はそれを後ろから読めば良いということだけ覚えると、ちょっと楽ができます。

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