上の画像の様にCの音を『Root(起点)読み:ルート』とし
全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音
となっているものが C Major Scale 。
キー(鍵盤)はCから1オクターブ上のCまでに12個のキー(鍵盤)が存在します。
つまり、12キー全ての音がルートに成り得るということです。
ここでは全てのキーでの Major Scale を書いて、理解することを目的とします。
このステップでは”必ず”実際に書いて学んでいきましょう。
書き方は
1.ルートから1度ずつ音階を書いていき、1オクターブ上のルート音まで書きます
2.『全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音』の関係になるように臨時記号を付け足します
以上です。それではやってみましょう!
C Major scale
D♭Major Scale
D Major Scale
E♭ Major Scale
E Major Scale
F Major Scale
G♭Major Scale
G Major Scale
A♭Major Scale
A Major Scale
B♭Major Scale
B Major Scale
以上の様になります。きちんとかけましたか?
もし頭で理解が出来ない状況に陥ったのであればその都度、確認をして下さい。
『全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音』です。
きちんと、何も見ずに書ける様になるまで、何度も何度も繰り返し挑戦してください。
ノーミスの”100点”が取れるようになるまでです。どこかで間違うということは理解しきれていない。という事に他なりません。
もし取りこぼしがあれば、この先を学んでいく上で『どこが分からないのか分からない状況』になってしまう危険性があり、教える側も『どこが分からないのか調べる作業』を最初から行いその後に『教える』事になります。これにはとんでもない時間がかかってしまうことになるので注意しましょう。
以上を踏まえた上で、書ける様になった方から次に進んでいきましょう。
書けた方はG♭Major Scale に注目してみましょう。
完全4度上の音にC♭の音が出てきているのが確認できます。
C♭の音はBの音と同じ音で、異名同音ですが、ここでBと書いてしまうと3度音程になってしまいます。
4度音程にするためには C の音である必要がある為、このようにC♭の音で表現します。
ですから、このC♭の音は実際にはBを演奏することになりますが真実はあくまでもC♭になるわけです。