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ステップ5 : 見やすい楽譜を書く

見やすい楽譜を書いてみよう!

それではステップ4までで身につけたものをこのページで炸裂させてみましょう!

音符を表記する実践。レッスンですね。
まずは例をいくつか書いてみますので、一緒に書いてみましょう。

音は分かりやすいように全て(ラ)の音で表記します。

例題1
ト音記号・4分の4拍子
1小節目(4分音符が4個)
2小節目(8分音符が8個)
3小節目(16分音符が16個)
4小節目(16分音符が8個、4分休符が1個、16分音符が2個、8分音符が1個)

画像の様に、8分音符、16分音符が連続する場合は、それぞれのはおたまじゃくしをつなげる事ができます。しかし、3小節目の様に全て16分音符が続いていた場合、全てをつなげることは見づらいのでしません。普通は最大でも真ん中で一度区切ります。
これは8分音符でも同じことが言えます。

 

例題2
ト音記号・4分の4拍子
1小節目(付点2分音符が1個、4分音符が1個)
2小節目(4分音符が1個、付点2分音符が1個)

音符を記入する位置が非常に重要です。
見やすいように記入する必要があるのですが…分かるかな??
詳しくはお題の後に、次のステップで解説します。

 

例題3
ト音記号・4分の4拍子
1小節目(2分音符が1個、4分休符が1個、8分音符が1個、8分休符が1個)
2小節目(付点4分音符が1個、8分音符が1個、4分音符が1個、4分休符が1個)

これも同じく、音符を記入する位置が非常に重要です。
見やすいように記入する必要があります。
詳しくはお題の後に、次のステップで解説しますが、何かを感じ取って下さい。

 

例題4
ヘ音記号・4分の4拍子
1小節目(2分音符が1個、4分休符が1個、8分音符が1個、8分休符が1個)
2小節目(付点4分音符が1個、8分音符が1個、4分音符が1個、4分休符が1個)

同じく、音符を記入する位置が非常に重要です。

 

例題5
ト音記号・4分の3拍子
1小節目(2分音符が1個、4分休符が1個)
2小節目(4分音符が1個、2分音符が1個)
3小節目(付点2分音符が1個)
4小節目(8分音符が6個)

4分の3拍子!1小節が3拍になります。
同じく、音符を記入する位置が非常に重要です。

 

例題6
ヘ音記号・8分の6拍子
1小節目(8分音符が6個)
2小節目(8分音符が3個、4分音符が1個、8分休符が1個)

8分の6拍子!音符を記入する位置が非常に重要です。
そろそろ何かルールに気がついたかな・・・?

 

 


それでは本番です!

私が指定しますので、指定した通りの楽譜を書いてみてください。

お題
ト音記号・4分の4拍子
1小節目(8分音符が1個、8分休符が1個、付点2分音符が1個)
2小節目(4分音符が4個)
3小節目(8分音符が2個、8分休符が1個、8分音符が1個、2分休符が1個)
4小節目(8分音符が1個、16分音符が2個、4分休符が1個、8分音符が2個、4分音符が1個)

答えは次のステップに掲載しています。お題の楽譜が書けたらきてね!